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20代の転職で知っておきたい3つのポイント

🕒 2019/09/06
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20代の転職の中でも職場がブラックだから、仕事に興味を持てないから、年収アップしたいからなど理由は様々だと思います。


今回はそうした20代の転職を考える際に知っておきたいポイントを3つにまとめてご紹介します。転職を検討しているけれど、あと一歩踏み出せないという20代の方必見です。

今後、転職経験がないほうが不利?

そもそも転職という選択肢がどれだけあたりまえのものなのか、また長い目でみて今転職することが得となる理由をご紹介します。

転職をしていない方が不利になる業界がある

これは外資系やIT業界などで見られる傾向ですが、転職をしないで10年以上同じ会社にいたことがむしろ後ろ向きに捉えられる可能性があります。


30代で転職経験がないとなった場合、スキルや習慣など現職のものに慣れすぎていて新しい環境に対応できるのか不安視されるということです。つまり、20代のうちに転職経験がある人であれば、中途入社後、新しい習慣や人間関係へのなじみ方を知っているだろうと考えられるということです。


IT業界にいる人や、将来的に外資系に転職したいと考えている人にとっては、20代のうちに転職に挑戦するとメリットが大きくなります。

保守的な大手も変わってきている

また保守的で中途採用がそもそも珍しかった日系大手も変わりつつあります。

これらの企業でもだんだんとスキル重視の中途採用が拡大しています。つまり10年以上勤続という経歴よりも、複数の企業で幅広い経験を積みユニークなスキルミックスを持った人材が評価されうるということです。


そしてこのスキル重視の傾向は人材不足を背景にどんどんと加速していくでしょう。

今務めている会社では長期的な成長が見込めないということであれば、積極的に転職に挑むべきと言えますね。

新卒入社5年以内でも転職はアリ

また、20代の転職と言っても20代後半と20代前半から半ばでは全く不安感も異なると思います。

次に新卒入社から5年以内の転職をすべき人とすべきでない人を分けるポイントをご紹介していきたいと思います。

全くキャリアを変えたい人は転職すべき

まず、5年以内で転職すべき人ですが、今の仕事に意義や楽しさを見いだせないという人です。

「自分にはこの仕事が向いていない」、「全く違う仕事に就きたい」このように感じている人は多いのではないでしょうか。


新卒入社から数年の転職者のことを第二新卒といい、全く未経験であっても転職のチャンスがあります。

つまり、今の業界職種を変えて全く新しいキャリアに挑戦するチャンスということです。


20代後半や30代になれば経験を活かした転職をするのが当たり前になります。心機一転するなら今がラストチャンスです。

業界によってもオススメ

また、早期に転職するのが当たり前の業界であれば5年以内に転職することも一つの選択肢です。


IT業界やコンサル業界、外資系などは3年の勤務であっても十分経験を積んだと評価されます。今の職場では得られないスキルが転職によって得られるのであれば、新しい場で成長することを目指したほうが将来的に市場価値の高い人材になれます。


つまり、新卒5年以内での転職も一つの選択肢と言えます。

日系大手なら我慢するのも手

一方で、日系大手であればもう少し我慢するのも手です。

キャリア観のない転職は地雷

20代の転職が長期的に得になるケースを紹介してきましたが、もちろん今すぐ転職すべきでない場合もあります。

次に、どんな20代は転職を考えなおすべきなのかご紹介したいと思います。

「辞めたい」が先行していない?

今の仕事が嫌という理由を掘り下げることなく、とにかく仕事を変えたいからという理由で転職すると失敗する人が多いです。

前述したように、20代であれば未経験であっても採用されてしまいます。しかし、適当に選んでしまえば次の業界にやりがいを感じられる保証はどこにもありません。


また、転職そのものが目的になってしまうと、応募する求人の条件等を精査するのも忘れがちになります。

結果として、こんなはずじゃなかったのにと感じる転職失敗につながってしまうのです。


つまり、「辞めたい」という感情だけで突き動かされている人はいったん立ち止まったほうがいいということです。

辞めたい理由を深堀しよう

転職先が合わなければまた変えればいいと思う方もいるかもしれません。

ただ、ご紹介してきたように30代になれば経験が問われ、20代での転職経験も重要になってきます。


自分がしたいことはなんなのか、今の会社では達成できないことなのかというポイントが自分の中で明らかにしなければなりません。

もちろん、キャリア観なんてわかないという方もいると思います。そうした方は転職エージェントの面談なども活用して自己分析を深めることから始めましょう。


辞めたい理由を深堀すれば、10年後20年後に後悔しない選択ができます。

よく考えて転職に挑もう。

20代の転職は多くの人にとって、出直しのチャンスや新しいスキル獲得の良い機会となりえます。

自分がしたいことはなんなのか、そのために今積むべき経験はなんなのか、キャリア観を明らかにしてみなさんが20代の転職を最大限生かせることを願っています。

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